杭州電子科技大学での中長期留学

名  前

磯部 大輔

所  属

工学専攻コンピュータ理工学コース修士 1年

留学期間

2023年9月~2024年1月

 

 

Q 留学のきっかけは?
きっかけは、指導教員の強い勧めでした。日本学生支援機構(JASSO)からの返済不要の奨学金や山梨大学独自の奨学金を利用することができ、家計への負担がほぼない状態で留学できるのはお得だと考えたというのもあります。また、中国は日本よりもIT化が進んでいるというのを聞き、実際に自分の目で確かめてみたいと思ったことも留学を決めた理由の一つです。

 

Q 留学して印象に残っていることは?
日本よりもスマートフォンが生活の中に浸透しており、スマートフォンなしでは生活ができないと感じました。食事や洋服など店舗での決済や、自転車のレンタルはすべてQRコードで行われます。レストランでの注文はQRコードを読み込んでスマートフォンで行うため、翻訳機を使いながら注文することができるのがおもしろかったです。研究室では、日本よりも学生の人数が多いと感じました。先輩学生が後輩学生に指導するというところを何回か見かけ、先生の負担が少なくなるように回っている事を感じました。私も何回か博士課程の先輩に自分の研究について相談にのってもらいました。

 

Q 留学先ではどんな授業を履修しましたか?授業の様子はどうでしたか?
中国語やオリエンテーション、専門科目(データ構造・OS・ネットワーク・C++オブジェクト指向・計算理論)をとりました。すべての授業において先生たちが質問をしてくるため、英語の実践的な練習になりました。日本の大学の授業よりもディスカッションをする機会が多いと感じました。授業は留学生しかおらず、分からないことがあったら周りに聞きやすい雰囲気でした。

 

留学を考えている人にひとこと!
日本とは違った文化や習慣を持っているため、日本とは違った考え方や価値観に触れるチャンスです。留学することや異国の地で暮らすことに不安のある人は、グローバル推進課に相談しながら準備を進めていってほしいと思います。

 

忙しかった一日のスケジュール

7:30  起床し、大学へ行く準備
7:50 学食で朝食
8:55~11 : 35 ネットワークの授業
11 : 45~12 : 20 学食で昼食
12 : 30~13 : 20 共同研究先とオンラインミーティング
13 : 30~15 : 05 オリエンテーションの授業
15 : 10~15 : 20 休憩
15 : 30~17 : 00 山梨大学のデジタル音声処理特論のオンライン授業
17 : 10~18 : 20 学食で夕飯を食べ、少し休憩
18 : 30~20 : 55 計算理論の授業
21 : 20~24 : 00 帰宅。研究結果の確認・提出書類の処理・宿題・風呂・歯磨き
24 : 00 就寝