杭州電子科技大学での中長期留学

 

名  前 岡田 七海
所  属 工学専攻機械工学コース修士1
留学期間 20249月~20251

 

Q 留学したきっかけは?

留学を決意した最大の理由は、海外での長期滞在と研究を通じて、将来のグローバル人材としての第一歩を踏み出したいと考えたからです。また、以前A3Iのウィンタースクールに参加したことや、第二外国語として中国語を専攻したこと、さらに実際の中国の文化や生活に興味を持っていたため、中国への留学を決めました。

 

Q 留学して印象に残っていることは?留学先でのキャンパスライフはどうでしたか?

留学中は、日本人は私一人だけという環境の中で異文化に触れる機会が多く、異なる価値観や習慣を学ぶことができました。驚いたことは、意外にも多くの人が日本文化を知っており、興味があることでした。また、中国式の日本文化も面白かったです。そして、J-POPやアニメなどの日本文化の影響力の強さを実感じました。留学中の生活スタイルは、研究と勉強の日々で日本での生活と変わりませんでしたが、生活の中で文化の違いを発見することができ、毎日楽しかったです。また、一番の困難は言語やコミュニケーションでしたが、継続的に語学勉強をし研究活動のみならず、語学学習にも力を入れました。

 

Q 留学先で履修していた授業名や内容、スケジュールを教えてください。また、授業の様子はどうでしたか?

留学中に履修していた授業は、以下の授業です。
・山梨大学のオンライン授業:「加工学特論」「材料力学特論」「機械システム工学特論」の3コマ
・HDUの授業:「Chinese」「Data Structure」の2コマ

留学生対象の授業は英語で行われており、授業形式は先生ごとに違いますが、とても自由な雰囲気を感じました。

例えば、「Chinese」の授業では休憩時間に先生が好きな音楽を流して、リラックスした雰囲気で進めます。また、上級生が先生となって、下級生に教える回もあり、授業内容は学生の意見を聞きながら決定されていました。

私の語学レベルは周りよりも低かったですが、「Data Structure」の授業では、先生が学生の理解度に合わせて授業を進めてくれるため、問題なく受講することができました。最初は専門用語や説明を聞き取るのに苦労しましたが、回数を重ねるごとに慣れ、授業内容を理解し、質問もできるようになりました。

 

Q 留学の費用はどのくらいかかりましたか?

授業料 山梨大学への授業料支払い
渡航前費用 渡航前VISA申請代 8, 000円+東京VISAセンターまでの交通費
寮費 0円 (学生寮の共同部屋のため)
教材費 0円 (必要な資料はオンラインで配布される)
生活費 食費   30, 000/月
光熱水代 600/月
交通費  6, 000/月
娯楽費 30, 000-60, 000円/月 (友達との会食や遊び)
その他 渡航後VISA申請代 8, 000
インターネット+VPN代 4, 000/半年
SIM代 5, 000

※JASSO奨学金(60,000円/月)があり

 

Q 一日のスケジュール例

07:00 起床
07:30 大学へ出発。レンタル電動小型バイクで移動、途中で朝食の豆乳を買う。
08:00~11:15 山梨大学のオンライン授業
12:00~13:00 学食で友達とランチ
13:00~18:00 研究室で研究か課題
18:30~20:05 Data Structure授業
20:05~21:00 学食で夕食
21:05~22:00 研究室で研究か課題
22:30 帰宅
24:00 就寝